ひとり言

ポエトリーリーディング 鯨

詩人Z ポエトリーリーディング「鯨」詩:クヮン・アイ・ユウリーディング:武田地球制作:詩人Z#詩 #poem #ポエトリー #朗読 pic.twitter.com/DWLSEpSasf — 詩人Z (@poemer_z) June 10, 2019 久々と言うか、ポエトリーリーディングをしました。 最近相方さ…

わたしがわたしを殺した

わたしがだれかを軽蔑し、わたしがだれかを憎む。 わたしが嘆き哀しみ涙を流して死体に花束を手向けたり、 夜にはわたしがその花を踏みにじる。 それでもわたしが立ち上がって何かを変えようとおもったりする。 綺麗なことばをあつめたくない。 人の皮を一枚…

ひとりごと

とにかくもう死にたい。それしか脳裏にはない。 ことばも出てこない。どんな慰めも要らない。ここは地獄だと思う。

わたしの龍

ビーレビューに文章を投稿しました。 書きながら読みながら泣いてしまうような、本当に自分のために書いているようでわたしはこういうものが苦手です。だれにもわたしの心の中をみてほしくないとおもうし、それを吐き出すことに嫌悪感があります。それでもな…

だれかが消えたときに さみしいとおもう わたしを置いていかないで わたしを離さないで 命はそこにありますか わたしはどこにいますか わたしわたし、 わたしはわたしばかり、 わたしばかりがさみしい はやく戻ってきてね

死んだのがにくい

愛したり愛されたりしたことがあったように思う。 わたしは頭がずれている。だから、わたしを愛してくれた人はわたしの三十才も年上だった。この前死んだ。 先に死ぬということはずっと前から覚悟はしていたけれど、いわば恋人を喪失したというこの重たさは…

ろくでなしにも春が来る

これでもかと言う 南天だらけだ 嫌だった わたしは全てを忘れてしまう 軒下の大根は年の終りに首吊りをする ろくでなしにも春が来る 詩人Z ろくでなしにも春が来る朗読 クヮン・アイ・ユウ&武田地球#朗読 #ポエトリーリーディング #詩 #達磨さん #春 #ろく…

わたしレンズ

ドラえもんのび太の宇宙開拓史という映画のワンシーンに、部屋の畳が他の星に繋がっているという描写がある。奇跡的に他の星と繋がったその穴は、だんだんとずれていき、やがて、ただの畳に戻る。このシーンがとてもすきだった。 わたしの精神はときどきどこ…

朗読と念仏

そういえば、以前、詩人Zの相方さんとポエトリーリーディングと念仏は似ているという話をしていた。 般若心経も詩だ、と言われて、まさにそうだとおもう。お経はテキストに願いをこめている。長い年月を経て失せた詩情がそこにある。 詩人Z 「一詩不乱」 早…

調和のお花畑

ライトな語り口とよく評されるのだけれど、単純に語彙がない。それからわたしは空気がすきだ。だから確固たる文字の力で表現されたものとは、存在するものの次元が違う。わたしには調和をあらわすことが重要だ。これはある種の発達の障害でもあるが、調和の…

「大阪のミャンマー」の話

今日はわたしの詩の朗読作品を褒めてもらえて、うれしかった。 この大阪のミャンマーは、テキストも動画もリーディングも、すきだ、すきだ、だいすきだ。それにわたしだけではなくて、たくさんの人が、「地球さん。これは何か、よいですね」と言ってくれた。…

あなたへ

ここはわたしの部屋。ほんとうにホッとするのだ。宣伝もせずにしずかにつづけてきたこのブログにもどこからか見に来てくれる人がいる。あなたたちはかみさまだ。わたしはあなたがだれかを知ることができない。わたしはふと、まいにちまいにち憂鬱なことをか…

2018年

恐ろしい日々だった 越えた果てになにかありますか、おとうさん の声がききたい、ただごめんなさい

クリスマス

街はメリークリスマスで、そのような行事を心から楽しめる精神が羨ましい。わたしはクリスマスの浮かれ具合がきらいだし、恋人同士のプレゼント交換とか聞いただけでも頭がいたい。それでもチキンやケーキはおいしいから敵わないというこの煩悩よ。 自分の写…

わたしパンをたべる

しずかなこの場所でじぶんだけと詩をかくのがすきだ。うるさいと頭がにごる。だいきらいだ。 さいきんこのしずかなブログにスターがつくようになって、しらない人が見ている。わたしいきています。パンを食べています。