あろうことか忘れてしまった 声も形も温度も あたまの隅にはほんの少し なんだか無様なことばかり置き去りにされていて お湯がでなかった日のこと 起きたらひとりだったこと おにぎりをうまく握れなかったこと 三つつなぎのプリンのこと ときどき怒鳴りあっ…
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