わたしの抜け殻が夏の真ん中に取り残された、そのようにつまらない孤独です。 蝉がきらいだと言ったらあの人はやさしい、蹴飛ばして退けてくれたアスファルトの上。そんなことをするものだからわたしは、ただいのちがおそろしい、生き死にを見せつけないでと…
思い出の品もぜんぶすてないとならない海に行ったときになにも買わないでよかったもらった手紙はわたしには知らない宇宙のことばで書いてあるもう二度とよめることはないことばはそれでもまだ美しい形にみえた たった一度乗り遅れただけでもう二度と会えない…
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