2018-01-05 冬めぐり 一瞬の高揚に 冬の血が沸いたのですわたしの足音を幾つ数えても 辿り着けなかった場所には 温度 生きているにおい 欲しかったものすべて 寒空の彼方にあるから まいにち大事に眺めているうちに ようやく季節が諦めていくのです 赦されて 花が咲いて 微笑むしかなかったのです