2018-01-02 青空に傷む ひとが青空で傷んでいきます絶望までのあと僅かな熟成 ただ一直線に祈りながら 瞬きをする隙なく 目が乾いてしまいました鳥が一羽飛翔 その小さな力でさえ 電線が撓んで世界が揺らいでいきます わたしが傷んでいきます 知りもせず ぴいぴい啼いています まだ澄んだ声をしています